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グラフ

Kyoto University

Blockchain
Research Center

概要

Abstract

日本ではSociety5.0やデジタル田園都市構想(地方活性化)の取り組みが政府を中心にして進められている。

また,米国の巨大IT企業は,web2.0の次の技術として、ブロックチェーンを中核技術と位置付けたweb3.0を提唱している。

新しいデジタル経済の実現にはブロックチェーン技術が必須である。

ブロックチェーン技術にもとづく分散台帳や暗号資産は、従来の経済システムを大きく変革する可能性がある。

資金洗浄,詐欺など暗号資産取引のアノマリ(異常事象)のため、

ブロックチェーン技術をつかった新しい経済に対して否定的な見方が依然として存在する。

ブロックチェーンというと、価格暴騰する暗号資産への投機、マネーロンダリングや詐欺を思い浮かべ、

ネガティブな印象を持つ人がいるかもしれない。

しかし、欠点があるからといって大きい利点を逃すのは賢い考え方ではないであろう。

ネットワーク科学、位相幾何学、機械学習、量子論理などを駆使することによって、

マネーロンダリングや詐欺などのアノマリ、価格暴騰の予知がある程度までは可能になる。

​数学の力で暗号資産取引の欠点を抑え込み、ブロックチェーン技術に基づく分散台帳の利点をフルに生かして、

新たなシステムを作ることができる。

このシステムの中心概念がWeb3と分散自律組織DAOであり、「新しい経済:サイバーフィジカル経済」になる可能性をもつ。

あなたも、ブロックチェーン技術にもとづく「サイバーフィジカル経済」の実現にむけた研究に参加ください。

ネットワーク科学によるグローバル問題の研究については、ネットワーク社会研究会のホームページをご覧ください。

メンバー
Blockchain Developer

Member

池田 裕一

京都大学大学院総合生存学館, 教授

吉川 絵美

京都大学大学院 特任准教授(米国Ripple社 元Vice President)

初田 哲男

理化学研究所, 数理創造プログラム, ディレクター

白井 朋之

九州大学,マス・フォア・インダストリ研究所,教授

日高 義将

京都大学, 基礎物理学研究所, 教授

藤原 明広

千葉工業大学, 情報通信システム工学科, 教授

木村 優

株式会社Interoperability Labs

下島 健

株式会社Interoperability Labs

Krongtum Sankaewtong

京都大学大学院総合生存学館, 特定研究員

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